こんにちは、アキです。今日は姿勢とダンスについてお話ししたいと思います。

ダンスを踊るときに、姿勢を良くしようとして胸を張って上を向くようにしている人がいます。特に競技選手の男性に多く見受けられます。
これをすると、確かに堂々とした雰囲気が出ます。
しかし、この姿勢は、自分では姿勢を良くしようとしているつもりでも、体を押し下げてしまっていることが多いのです。
このように意識していると、背中の筋肉が収縮して肩甲骨は下がってしまっているのです。
この姿勢は反り腰や腰痛の原因になることも多く、ダンスのパフォーマンスにも悪影響を及ぼします。
肋骨と胸椎の動きを固めてしまい、脊椎全体の動きを制限してしまうのです。
本来、脊椎は美しいSカーブを持っています。

腰椎は前弯し、その上で胸椎は後弯し、その上で再び頸椎は前弯するという3つの美しい弯曲を描いているのです。
この弯曲が失われると、重い頭や上半身を支えるために筋肉にかかる負担が大きくなって痛みが生じたりしてしまうのです。
胸を張って上を向く姿勢を続けていると、胸椎の後弯カーブが失われます。
胸椎の後弯カーブが失われると、腰椎の前弯カーブは大きくなっていきます。いわゆる反り腰になってしまうのです。
この姿勢では、本来胸椎や頸椎が支えるべき腕や頭の重さを腰椎にすべて負担させてしまうため、腰椎はガチガチに固まってしまいます。
腰椎のカーブが強くなった状態では、実は頭が前に落ちやすく、肩が後ろに落ちてしまったり、もしくは巻き肩になってしまいます。
巻き肩とは、横から姿勢を見たときに肩が前に出ていることを言います。
また、ストレートネックにもなりがちで、これは頸椎の前弯が失われ、頭の重さが首に大きな負担をかけてしまいます。
いずれにしろ、この姿勢は体全体が重力に負けて、下方向に押し下げられている状態です。
これによって、脊椎全体は短くなり回旋動作などの動きが鈍くなります。
姿勢を脊椎だけで矯正するということには無理があります。
美しく健全な姿勢を意識するなら、胸郭にフォーカスする必要があるのです。
胸郭が広がってしまっている人は非常に多いです。
胸郭が整い、骨格が動物本来の並びになっていると、全身の骨は適度に離れて筋肉に余分な緊張がなくなり、関節が広がって体は適切な張り(トーン)をつくります。
この状態で踊れば、体の各部が連動してし、少ない力で無理なく踊ることができるようになってきます。
社交ダンスで正しい体の使い方を学んで、健康で美しい体になるように体をメンテナンスしていきましょう。
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