こんにちは、アキです。今日は、股関節の内旋についてお話ししたいと思います!
股関節を内旋させる筋肉は、小殿筋と中殿筋の前部、大殿筋、大腿筋膜張筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋、内側ハムストリングス(半腱様筋・半膜様筋)などがあります。
股関節の内旋は、股関節が屈曲していたり、膝関節が屈曲していたりすると、関与する筋肉が変わってきます。
膝関節が屈曲しているときに、股関節を内旋させる筋肉は半腱様筋・半膜様筋になります。
股関節を内旋させる力は、股関節が伸展しているか屈曲しているかで大きく変わってきます。
股関節を屈曲させると、中殿筋や大殿筋が寄与して力が強くなります。
股関節を伸展しているときが一番内旋力は弱く、屈伸ゼロ、屈曲45度、屈曲90度と屈曲度が増すにつれて内旋力はアップしていきます。
屈曲ゼロに比べて、屈曲90度では、約1.5倍程度の内旋力を発揮することができます。
また、立位で足が固定されていると股関節の内旋は大腿骨の動きではなく、骨盤の動きに変わってきます。
股関節の内旋に関与する筋肉は、膝や股関節の屈伸が絡んで非常に複雑です。
ダンスで股関節を内旋させる動作を行う場合、それを、どのような状態で行っているのかを理解することが重要になります。
是非、意識してみてください。
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)
股関節|内旋|ダンス