こんにちは、アキです。今日は、健康と姿勢と社交ダンスについてお話ししたいと思います。
肩こりや腰痛は、姿勢の歪みが原因として大きく影響しています。
姿勢が歪むと上半身と下半身のバランスが崩れてしまい、腰や肩などの筋肉や関節の動きが悪くなってきます。
そのままの状態で日常生活を続けていると筋肉や関節に負担が蓄積されて身体が悲鳴をあげて、辛い腰痛や肩こりに悩まされことになってしまうわけです。
1.姿勢が歪むと身体の代謝が悪くなりスタイルが崩れる
姿勢が歪んで身体のバランスが崩れると、骨格や筋肉・内臓などの位置が変わってしまいます。
筋肉は硬くなり筋力も低下して“たるみ”の原因となり、メリハリのないボディラインになって太って見えてしまうわけです。
また、姿勢の悪さから呼吸が浅くなって酸素不足になり、血流やリンパの流れが悪くなって代謝が低下するため老廃物や脂肪がたまりやすくなります。
そのため太りやすい体質、疲れやすい体質、冷え症やむくみ、ぽっこりお腹になってしまったりします。
2.姿勢が歪む原因
姿勢が歪んでしまう原因はいくつかあります。
姿勢の歪みは、重いものを持って運ぶ、足を組む、長時間のデスクワーク、荷物を片方の方ばかりにかけて持つなどの日常生活動作での偏った身体の使い方により、筋肉や筋膜が癒着して動きが悪くなることによって引き起こされます。
姿勢が歪んでしまうと、股関節や肩関節などの関節や筋肉に負担がかかってしまいます。
筋肉は本来伸び縮みして骨や関節を動かしたり支えたりしていますが、姿勢の歪みにより筋肉や筋膜の癒着が広がってしまい、体の各部が伸びたまま固まったり縮んだまま固まったりして、身体全体の不調へと繋がっていきます。
3.肩甲骨
肩甲骨は鎖骨を介して体幹と繫がっていますが、肩甲骨を支えるための大小さまざまな筋肉があります。
肩甲骨そのものは、本来背中から浮いたような状態なっているものなのです。
肩甲骨を支える筋肉は脊椎や肋骨、上腕、首、骨盤などにも繋がっているので肩甲骨の動きはとても重要になります。
4.肩甲骨の動きが悪くなる原因
肩甲骨は背中の上部に位置し、本来自由に動きます。
しかしデスクワークやパソコン、スマホの操作などを長時間行っていると猫背になり、肩甲骨が横に広がってきます。
また、重いものをいつも同じ側で持ったり、どちらかの足に重心をかけて立ったりする人は、身体の左右のバランスが歪んでいて、肩甲骨の位置が左右でズレてしまっている場合があります。
また、肩甲骨に影響を及ぼすのは、身体的なものだけではありません。
ストレスが溜まってくると、背中が丸まって、肩甲骨が外側に広がって胸が閉じてしまいます。(猫背)
この姿勢が続くと呼吸が浅くなったり内臓が圧迫されたりするので、疲れやすくなり、内臓の不調や便秘になりやすくなります。
このようにして肩甲骨周辺の筋肉が硬まってしまうと、肩周りの動きが悪くなって肩こりや頭痛、ひどくなると耳鳴りやめまい、さらには自律神経失調症を引き起こしてしまうこともあります。
5.肩甲骨と股関節の連動
上半身の動きの要である肩甲骨と、下半身の土台である股関節は、本来連動して機能するものなのです。
歩くときや走る時には左右逆の腕と足が自然に出ていきます。これが肩甲骨と股関節の連動なのです。
つまり、姿勢を改善して肩甲骨の動き良くし、さらに肩甲骨と股関節の連動性を高めることが健康への近道なのです。
実は、これは、ダンスが上達する王道でもあるのです。
健康という漠然とした目的だけでは、改善の意識は長続きしないかもしれません。
ダンスの上達という具体的目標を持っていると改善の意欲も湧いてくると思いますし、何よりダンスが上達することで周囲からも注目されるようになりますよ。
是非、社交ダンスを通じて健康な体を手に入れてみませんか。
競技会のように踊りたい女性限定サークル(春日部教室:月曜日、越谷教室:金曜日)
社交ダンス中級&アルゼンチンタンゴ初級(月曜日 越谷教室 講師:稲葉寿里)
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)
社交ダンス|健康|姿勢