こんにちは、アキです。今日は、腹圧と姿勢についてお話ししたいと思います。
人間のおなかのなかには「腹腔」と呼ばれる、胃や肝臓などの内臓を収める空間があり、この腹腔内の圧力が腹圧になります。
腹腔を風船のような袋とイメージすると、横隔膜が上下する腹式呼吸では、上から腹腔である風船は押し込まれるので、腹腔は横に膨らみます。
お腹まわりの腹筋がこの横に膨らもうとする力を押さえ込んでお腹の圧力を圧縮しようとします。こうすることで、お腹の圧力が高くなりますが、この密閉されたお腹の圧力が腹圧になります。
腹圧がしっかりと高く維持できていると、背骨は前後左右から押されるように支えられ、しっかりと上に向かって立つことが出来ます。
この支えが弱いと、猫背などのように背骨が前に倒れて丸みを帯びてくる状態になってしまいます。
横隔膜を上下に動かす腹式呼吸では呼吸活動と連動して腹圧が変化しています。変化する腹圧のコントロールに常に腹筋が作用しているので、腹式呼吸を行っていると自然と腹筋を鍛えることができます。
このコントロールされた腹圧によって背骨が立った姿勢を保持することができるようになります。
また、腹圧をかけることで、お腹の中にある消化器系の腸管や肝臓、膵臓などや泌尿器系の腎臓や膀胱などの内臓器にも呼吸と連動した圧縮と弛緩が繰り返し起こります。
この圧縮と弛緩という動きにより、お腹の血液循環を活性化させることができます。
内臓がしっかり活動していれば、健康な身体と体力維持を維持することができます。
是非、普段の呼吸でも腹式呼吸を意識してみてください。
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