こんにちは、アキです。今日は、腰方形筋についてお話ししたいと思います。
腰方形筋は、背筋群の最も深部にある筋肉です。この筋肉は、骨盤と下部肋骨をつないでいる筋肉であり、そのため骨盤を引き上げる働きを持っています。
また、呼吸補助筋として息を吐くときに作用し肋骨を引き下げます。
筋肉の機能は、片側だけを作用させた場合と、両側を作用させた場合とで違ってきます。
片側だけ収縮させると、骨盤を後方から頭側に引きあげます。ただし、骨盤側が固定されていると、体が腰方形筋に引っ張られて、横に倒れます。
両足でしっかり立っている場合は骨盤が固定されているので、体幹が側屈することになります。
左側に側屈すると右側の腰方形筋が、右側に側屈すると左側の腰方形筋が伸ばされます。
両側を収縮させた場合は、腰を安定させることができます。
また、腰椎を伸展させる方向に働くため体幹の伸展にも作用します。
体幹が安定していると、動作を大きく力強く出来ます。
是非意識してみてください。
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)