こんにちは、アキです。今日はダンスにおけるトレーニングについてお話ししたいと思います。
ダンスにおけるトレーニングの目的は、正しい体(筋肉の)動かし方を鍛えることになります。
ですから、トレーニングの成果はダンスのパフォーマンスの向上だけを目標としたものではなく、日常生活を健康的に過ごすことができるようになることを目標にしています。
一般のダンス愛好家であればそれで十分ですし、トップクラスの競技選手であれば、こういうトレーニングを徹底的にハードにトレーニングして体を強化すればよいのです。
方向性は、ダンス愛好家とトップクラスの競技選手に違いはありません。ジムなどで筋肉量を増やすトレーニングとは異なり、使える筋肉を作る、または取り戻すトレーニングになります。
筋肉量を増やすトレーニングでは、体の何処に筋肉がついても問題ないので、体の末端部分に力を込めてトレーニングすることもあります。
しかし、ダンスにおけるトレーニングでは、末端部分に力を込めるのではなく、逆に末端部分の力が抜けるようなトレーニングを目指しています。
そういう機能が、人間本来の機能であるからです。
末端部分に力を込めるようなトレーニングでは、逆に肩、肘、手首、膝、足首などの神経痛を誘発することにもなります。
人間の運動機能は、加齢ともに低下します。
これは、トップクラスのアスリートがいかにハードなトレーニングを積んでいても、加齢とともにパフォーマンスが低下していくことからも明らかなことです。
体の機能の低下について、意識していない期間が長ければ自然に低下した身体機能も多くなります。
低下した機能が多くなれば、取り戻す時間も長くなります。
焦らずに継続して取り組むことが成果を上げるコツになります。
ダンスが好きな人であれば、好きなダンスを通して体の機能を取り戻すことができれば一番いいと思いますし、その手助けをしていきたいと思います。
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