こんにちは、アキです。今日は、バストと前鋸筋についてお話ししたいと思います。
前鋸筋は、肩甲骨を動かすインナーマッスルで、肋骨側面と肩甲骨の内側を結ぶ筋肉になります。
肩甲骨を前外方向に引き出す作用および肋骨を斜め上方に引き上げる作用を持っています。
胸椎上部が屈曲し丸くなり猫背になると、肩甲骨は、体の中心である脊椎から遠ざかるように側方に移動し、また、前に倒れて、胸郭に張り付いてしまいます。
この状態では、前鋸筋は伸ばされたまま肋骨に張り付いてしまい、そして弱くなって機能しなくなっています。
前鋸筋が弱くなってしまうと、バストが離れたり、垂れ下がってきたりしまいます。
前鋸筋を作用させて、肩甲骨を前外方向に引き出すと共に、肋骨を斜め上方に引き上げる運動をすると、姿勢が良くなってバストアップが期待でき、また見た目もよく、胸が上がって見えてきます。
前鋸筋が弱くなって機能しなくなっていると、拮抗筋である小胸筋は縮んだまま硬くなってしまっています。
小胸筋は肋骨前面と肩甲骨を結ぶ筋肉になります。
小胸筋が縮んだまま硬くなっていると鎖骨が下へ引っ張られるため、バストを小さくしてしまいます。
前鋸筋を収縮させて作用させると、小胸筋は伸ばされていきます。
つまり、前鋸筋が作用すると、バストが離れたり垂れ下がったりすることを防ぎ、見た目も大きくすることができます。
是非、意識してみてください。
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)
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