こんにちは、アキです。今日は、猫背と背中の筋肉についてお話ししたいと思います。
本来、脊椎は緩やかにS字のカーブを描いていますが、その胸椎部分が過度に円くなっている状態が猫背になります。
猫背のまま歳を重ねていくと、筋力の低下から背中や腰の曲がりが進行してしまい脊椎が丸まり固まってしまっています。
筋肉の観点から考えると、背中の筋肉が固くなっていることが猫背の原因なのです。
原因となっているのは、脊柱起立筋と多裂筋・回旋筋になります。
脊柱起立筋は3つの太くて大きな筋肉の総称で、腸肋筋、最長筋、棘筋から成っています。脊柱起立筋の拮抗筋は、腹直筋になります。
背すじを伸ばすための筋肉であるこの筋肉が伸びた状態で固まると、背中を伸ばす動きが悪くなり、背すじが伸びなくなってしまいます。
多裂筋・回旋筋は、椎骨を細かく動かすための筋肉で、これらの筋肉が固くなってしまうと背骨は固まって伸びなくなります。
多裂筋は、椎骨と椎骨を結んで安定させている筋肉です。
回旋筋は椎骨を結んでいますが、隣接する椎骨を結ぶ短回旋筋と、ひとつ飛ばした椎骨とを結ぶ長回旋筋の2つに分かれます。
是非、これらの筋肉を普段から動かすように意識してみてください。
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