こんにちは、アキです。今日は、足の横アーチを維持・強化するトレーニングについてお話ししたいと思います(^^♪
足の横アーチを強化するためには、足の甲の筋肉や指と指の間の辺りの筋肉(広く、足の内在筋と言われます)を強化しなければなりません。
足裏のトレーニングとして一般的なものにタオルギャザーがありますが、これを指がすぼまった(指がくっついた)状態で行っても、これらの筋肉は強化されません。
手で考えてみると、指を開いてわしづかみで手のひらサイズのボールを包み込むように握ろうとすると、指と指の間の筋肉に力が入ってきます。
これと同じようなエクササイズをすれば良いわけですから、足の指を開いてエクササイズ行わなければなりません。
しかし、足の指5本を開くこと自体難しいですし、握ろうとすれば自然に指がすぼまってしまいます。
そこで足指パットを使います。これを使えば、強制的に指の間は開きます。
この状態で、足の指をMP関節辺りから曲げてグーに握ります。握ろうと力を入れた状態で20秒停止してください。
このとき、足の脛の筋肉が使われるくらい握ります。これを繰り返します。
最初は、足裏がつりそうになるかもしれません。
しかし、地道に続けると、足の指も開くことができるようになり、足の横アーチも強化され、衝撃を吸収できるようになり、バランスも崩れなくなります。
一般生活の中でも、足指を握る力が弱くなり足のアーチが崩れてくると、膝痛や腰痛、外反拇趾になってしまいます。
また、疲れやすい体にもなります。スポーツでは、瞬発力の低下、体のバネの喪失に繋がります。
筋肉は使用されたときにのみ発達し、その筋力を維持できます。
足が弱る要因は、これらの筋肉を発達させるための運動不足です。
使わなくなった筋肉は加速度的に衰え、一度弱ると本来の機能を失ってしまいます。
その分を他の筋肉でカバーするので一見問題ないように思ってしまいがちですが、知らず知らずのうちに体にひずみが生じてきます。
足は建物で言えば基礎にあたります。ここが崩れていては、個々のダンスの技術が向上しても、連続する動作の中では、それを十分に発揮することはできません。