本日ご紹介するのはタンパク質・炭水化物と並び、体内でエネルギー源となる大切な栄養素である「脂質」です(^^♪
脂質と聞くとあぶらだから体に良くないのではないかと思われる方もいらっしゃる方もいるかもしれません。しかし、脂質は三大栄養素(タンパク質・糖質・脂質)の一角であり、私たちの生命活動に必要なエネルギーとなっております。
(出典: ニプロ株式会社HP すこやかネットvol.21「三大栄養素の基礎知識」)
脂質の働きとして、
・エネルギー源となる
・細胞膜の材料となる
・ホルモンの材料となる
・皮下脂肪として体温維持や内臓保護をする
などがあります。脂質が不足すると、発育を妨げ、身体の消耗が激しくなります。また脳も脂質によってできているため、脂質の低下によりうつ病が多くなるといった研究報告もされております。
厚生労働省が発表している「日本人の食事摂取基準(2010年度)」によれば、脂質の摂取目標量は、男性の場合1日のエネルギーの20%以上30%未満、女性の場合1日のエネルギーの20%以上30%未満となっております。1日2,000kcal必要な人はおよそ55g摂取することになります。現代の食生活は欧米化が進み、比較的脂質を多く摂るようになっております。逆に脂質の摂りすぎに気をつけないといけない場合が多々あります。
(出典: 大塚製薬HP 「脂質は効率のよいエネルギー源」)
脂質には、植物油やラードなど『目に見える脂質』と、肉や魚などに含まれていて『目に見えない脂質』があります。特にポテトチップスなどの菓子類や揚げ物は大量の脂質が含まれますので、ついつい食べ過ぎてしまうのを控えて、適切な摂取量を心がけましょう。
私のオススメはサバ缶とナッツを食事に取り入れることです。肉類だけでなく魚やナッツ類から脂質を摂って、偏らないように工夫をしております。
以上、栄養素を摂ろう(脂質編)でした。
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)