こんにちは、アキです。今日は、肩関節の内旋と外旋についてお話ししたいと思います!
上腕骨と肩関節には余計な筋力を使わず安定できるポジションがあり、その平面を肩甲平面と呼びます。
だいたい、上腕骨を前方に30°~ 45°出したところにあります。ファンポジションのアームの位置は、このポジションになります。
下垂状態(上腕骨が下に垂れ下がり、肘を90°屈曲した状態)から肩を内向きに回す動作を肩関節の内旋といいます。
肩関節の内旋に関わる筋肉は、肩甲下筋、大円筋になります。
肩甲下筋は肩甲骨の前面に付着している大きな筋肉で、前外側を走行しながら上腕骨の前面へと付着しています。
肩甲下筋と大円筋が収縮することで肩関節は内旋します。
このとき、拮抗筋は棘下筋と小円筋になります。これらはすべて、背中側にある筋肉になります。
反対に肩関節の外旋に関わる筋肉は棘下筋と小円筋になり、これらが停止から起始に収縮することで肩関節は外旋します。
このとき拮抗筋は、肩甲下筋と大円筋になります。肩関節の内旋や外旋には、体の前面の筋肉は関与していません。
特に、内旋のとき前面の筋肉である大胸筋などを収縮している場合は、それは前面の筋肉と後面の筋肉の共縮になりますから、関節の可動域を狭める原因となっています。
また、大胸筋が収縮してしまうと猫背にもなってしまいます。
特に、内旋の角度が大きい場合は、大胸筋が収縮しやすいポジションになるので、大胸筋を収縮させないように気を付ける必要があります。
上腕骨を90°挙げても基本的には同じなので、意識してみてください。
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