こんにちは、アキです。今日は、主動筋と拮抗筋について説明したいと思います。
多くの筋肉は骨を挟んで、ある方向に身体のある部分を動かす主動筋と逆方向に動かす拮抗筋とが対になっています。
主動筋(しゅどうきん)とは、筋肉と関節を使って動作する際に収縮する筋肉になります。
反対に、拮抗筋(きっこうきん)とは主動筋が収縮している時に弛緩・伸張している筋肉のことになります。
たとえば、肘を曲げて力こぶを作るとき、上腕二頭筋は縮みます。そして、上腕三頭筋(力こぶの反対側、二の腕といわれるところ)は伸びています。
反対に、肘を伸ばしていくと、上腕三頭筋は縮まり、上腕二頭筋は伸びていきます。
このように、人間の動きは筋肉の収縮と弛緩(伸長)がセットで発生しています。
そして、伸長されたものは元に戻ろうと収縮し、収縮したものは伸長して元に戻ります。こうした動きが連動することで絶え間ない動きを形成することができます。
ダンスは、この絶え間ない連続する筋肉の動きを音楽に合わせて行うものになります。