こんにちは、アキです。今日は、肩甲骨の上方旋回と下方旋回についてお話ししたいと思います(^^♪
肩甲骨を上方(頭方)に旋回させる動作を上方旋回といいます。
肩甲骨の上方旋回の主動筋は前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部になります。これらの筋肉が停止から起始に向かって収縮することで肩甲骨は上方旋回します。このときの拮抗筋は、菱形筋と小胸筋です。
肩甲骨を下方(足方)に旋回させる動作を下方旋回といいます。肩甲骨の下方旋回の主動筋は、小胸筋、菱形筋になります。
肩甲骨の上方旋回、下方旋回の可動域は、どちらも60°になります。
直立姿勢においては、特別な力が加えられていない限りは、重力によって肩甲骨の下方旋回が起こっています。
このとき拮抗筋である前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部は重力によって伸ばされており、前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部は伸ばされたまま固くなってしまうことが多いです。
つまり、肩甲骨は、下方旋回したままで、上方旋回しにくくなっています。
踊るときに、小胸筋、菱形筋に力が入って収縮させてしまうと、肩甲骨が下方旋回したままロックしてしまいます。これでは、伸びやかには踊ることができません。
肩甲骨を上方旋回してみればわかりますが、上方旋回すると肩も一緒に上がってしまって、肩のラインは崩壊してしまいます。
これは、肩甲骨が下方旋回したまま肋骨に張り付いてしまっているからになります。ですから、前鋸筋、僧帽筋上部、僧帽筋下部を収縮させて肩甲骨を可動させることが重要になってきます。
是非、意識してみてください。
競技会のように踊りたい女性限定サークル(春日部教室:月曜日、越谷教室:金曜日)
社交ダンス中級&アルゼンチンタンゴ初級(月曜日 越谷教室 講師:稲葉寿里)
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)
肩甲骨|上方旋回|下方旋回|ダンス