こんにちは、アキです。今日は、関節運動とダンスについてお話ししたいと思います。
社交ダンスのしなやかな動きは、関節運動と関節内運動が融合して生み出されています。
関節運動は、筋肉が収縮して関節を動かします。
関節は関節包(かんせつほう)と呼ばれる袋に包まれているのですが、この袋の中での関節の動きが関節内運動と呼ばれます。
関節内には関節の遊びがあり、関節包の中で、関節面の滑り、回転、回旋などの関節内運動が生まれます。
関節運動は、主動筋の収縮と拮抗筋の伸長がセットになって起こります。
しかし、ある筋肉に「こわばり」があると、その筋肉は収縮したり伸長したりすることができなくなります。
こわばるとは、柔らかいものが固く突っ張ったようになる、固くなって自由に動かなくなる、という状態を意味します。
ある部分の関節運動が十分にできないときは、その関節を動かす主動筋が十分に収縮しなくなっているか、あるいは、拮抗筋が十分に伸長しなくなっているかの、どちらか、もしくは両方が原因となっています。
この筋肉の「こわばり」は静的ストレッチだけでは解消するのが難しいものなのです。
静的ストレッチでは、すべての筋肉を伸ばしてしまいます。これは、関節運動を生み出す筋肉の使い方とは違うものなのです。
関節運動で必要なのは、主動筋の収縮と拮抗筋の伸長がセットで起こることなのです。
動的ストレッチは、主動筋の収縮と拮抗筋の伸長をセットで行いながら体をほぐす作業です。
ダンスのための体づくりでは、筋肉を静的ストレッチで、ただ柔らかくするだけでは駄目で、実用的な動きを生み出す機能を回復させることが重要になるのです。
筋肉の「こわばり」を解消するためには、その筋肉の拮抗筋とセットで動的ストレッチを行う必要があります。
「こわばり」のある筋肉を収縮させたときには、拮抗筋は伸長されなければなりません。反対に、拮抗筋を収縮させたときには、「こわばり」のある筋肉は伸ばされなければならないのです。
静的ストレッチは、筋肉を大きく伸ばす作業なので痛みが伴うことがあります。しかし、動的ストレッチは、収縮と伸長がセットで行われれば良いのです。
大きく伸長させる必要はありません。
是非、動的ストレッチを試してみてください。
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