こんにちは、アキです。今日は、リブフレアについてお話ししたいと思います。
リブフレアとは、肋骨が広がってしまっている状態のことを言います。
胸を張っていて一見姿勢が良さそうに見えますが、非常に問題がある状態です。
リブフレアになってしまっていると、
・ぽっこりお腹でウエストが太く、ボディラインが悪い
・肋骨が上がってしまっているので、呼吸がうまくできずに肩こりや腰痛、身体の疲れが抜けない、疲れやすくなる
などのデメリットがあります。
リブフレアは、肋骨が横に広がり過ぎていて浮いているような状態になってしまっているのです。
普通は、下位肋骨の広がりの角度は90°位までが正常になります。
人が呼吸をするときに、体は下図のように動きます。
息を吸うときは
横隔膜が下がる→横隔膜が収縮
腹横筋が広がる→腹横筋が伸張
骨盤底筋が下がる→骨盤底筋群が伸張
肋骨が広がる
息を吐くときは
横隔膜が上がる→横隔膜が伸張
腹横筋がしぼむ→腹横筋が収縮
骨盤底筋が上がる→骨盤底筋が収縮
肋骨がしぼむ
リブフレアになって肋骨が広がってしまっている場合、横隔膜は収縮したまま固まってしまっています。
そのため、横隔膜を弛緩(伸張)させて、うまく息を吐くことができなくなってしまっているのです。
吐けないけど頑張って息を吸おうとするので、首の筋肉が作用して首にも負担がかかります。
首が働けば働くほど首は緊張し、呼吸は乱れて負のスパイラルになってしまうのです。
正常な場合は、上図のように横隔膜、お腹の前面、背中。骨盤底筋の4つの壁が拮抗できるように並んでいて、呼吸も正常になり腹圧も高くなります。
しかし、リブフレアの場合は、4つの壁の拮抗関係が崩れてしまい、お腹がぽっこり出やすくなってしまうのです。
リブフレアを治していくためには、息を吐くときに横隔膜の背中側もしっかり引き上がるようにしなければなりません。
姿勢が良くなると、ダンスの上達速度も自然にアップしていきます。
是非。意識してみてください。
社交ダンス中級&アルゼンチンタンゴ初級(月曜日 越谷教室 講師:稲葉寿里)
流山の社交ダンス・ラテン・グループレッスン(講師:新田アキ)
リブフレア 春日部AKIダンスアカデミー|社交ダンス
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