こんにちは、アキです。今日は、肩こりの解消法についてお話ししたいと思います。
人間は二足歩行をするために、もともと首に負担がかかりやすい体をしています。
首から肩にかけての筋肉が姿勢を保つために緊張し、血行が悪くなって、重く感じるのが肩こりです。
首や背中が緊張するような姿勢での作業、姿勢の良くない人（猫背・前かがみ）、運動不足、精神的なストレス、なで肩、連続して長時間同じ姿勢をとること、ショルダーバッグ、冷房などが肩こりの原因になります。
両腕を前に出した姿勢をとり続けると、頭と腕の重みに引っ張られて、左右の肩甲骨が脊椎から外側に離れて背中が丸まります。
すると、首から肩周辺の筋肉である、僧帽筋、頭半棘筋、頭頸板状筋、肩甲挙筋、菱形筋、棘上筋が伸ばされたまま固定されます。
また、胸の大胸筋は硬くなりやすい筋肉で、両肩を前に引っ張って猫背のきっかけをつくります。このとき大胸筋は、縮んだまま固定されてしまっています。
こうして、背中側の筋肉は伸ばされたまま固定され、胸側の筋肉は縮んだまま固定されてしまうと、肩こりは悪化してしまいます。
このタイプの肩こりには、動的ストレッチと静的ストレッチの組み合わせが効果的です。
肩や首のまわりで伸ばされて固定されている筋肉は、動的ストレッチで動かして血流を良くします。
伸ばされたまま固定されている筋肉は弱くなっているので、筋トレで強化してあげることも必要です。
これらの背中側の筋肉が強くなれば、頭や両腕の重みに負けないようになります。
縮んだまま固定されている大胸筋は、静的ストレッチで伸ばします。
肩こりで肩甲骨の動きが悪いと、ダンスの上達の障害になってきます。
正しいダンスの練習を通して、これらの筋肉をほぐしていけば、健康な体とダンスの上達の２つを手に入れることができます。
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